ビジネスにおける「できます」の使い方

こんにちは、くどけんです。
今日は、ビジネスにおける「できます」という言葉について考えたことを書いてみようと思います。
ブライダルの現場でも、教育の現場でも、そして日常の会話でも使われるこの一言。
でもこの言葉、実は結構怖い言葉だったりするので今日はそのことについて書きたいと思います。
- 「学生がプロデュースする結婚式」
- メリット①:費用面の負担がほぼゼロ
- メリット②:ちょっとした“親心”
- 本日の本題:「できます!」という声の裏にあるもの
- 裏付けのない「できます」ほど怖いものはない
- 「できる」には、想像以上の責任がある
- 「できない」もまた、責任ある言葉
- これは、授業です。
- 伝えるのは、僕の役割
「学生がプロデュースする結婚式」
今、僕はブライダル専門学校の講師としても活動しています。
その学校では、卒業年度の学生たちが主体となって、実際に一般応募の新郎新婦の結婚式をプロデュースするという授業があります。
「一生に一度の結婚式を学生に任せて大丈夫なの?」
そう思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、このプロジェクトには新郎新婦にとってもメリットがあります。
メリット①:費用面の負担がほぼゼロ
まずは、お金の面。
基本的に持ち出し費用はゼロです。
もちろん、範囲を超えた特別な希望があれば、それに限って任意でご負担いただくこともありますが、それでも一般的な結婚式と比べれば、かなりのコストメリットがあります。
メリット②:ちょっとした“親心”
もうひとつのメリットは、学生の成長を見守るような温かさを味わえることです。
結婚式という大切な場で、学生たちが一生懸命考え、動き、悩みながら形にしていく。
それは、新郎新婦にとっても、“応援したくなる気持ち”が自然と芽生えるような特別な時間になります。
本日の本題:「できます!」という声の裏にあるもの
さて、そんな打ち合わせの現場で、学生たちが元気いっぱいに言うんです。
「できます!」「やりましょう!」「大丈夫です!」
…その様子はとても素晴らしく、キラキラした笑顔と前向きな気持ちになります。
でも同時に、ビジネスマンとしての立場で見たときに、ちょっとした不安もよぎったんです。
裏付けのない「できます」ほど怖いものはない
ビジネスの現場では、根拠のない「できます」ほど危険なものはありません。
なぜなら、お客様が一番がっかりするのは、「やりたいことをできない」と言われたときではなく、
「できると言われていたのに、やっぱりできない」と言われたときだからです。
その“期待値の裏切り”が、信頼を失う一番の原因になります。
「できる」には、想像以上の責任がある
だからこそ、「できます」という言葉はとても重たい。
できると言ったからには、
・それを叶えるための段取りは?
・関係者への確認は?
・準備にかかる時間とコストは?
そんな風に、“その言葉の裏にある全体像”を常に想像しなければいけない。
それが、プロとしての「できます」だと思っています。
「できない」もまた、責任ある言葉
逆に、「できません」という言葉もまた、言いっぱなしでは成立しません。
大事なのは、「できません。でも、こういう方法なら可能です」という“代案”を添えること。
選択肢が提示されることで、お客様は前向きな判断ができるし、信頼はむしろ深まることもあります。
これは、授業です。
とはいえ、今回のプロジェクトはあくまで授業です。
新郎新婦にもその点は十分ご理解いただいた上で、ご協力いただいています。
学生たちが実践から学び、自分たちの言葉の重みや責任を感じてくれることが、何よりの成果です。
伝えるのは、僕の役割
この「できます」に込められた意味。
この責任感やプロ意識は、学生たちが現場に出る前に、絶対に伝えておかなければならないことだと思っています。
それは、講師である僕の仕事です。
彼女たちがこの経験を、ただの“思い出”ではなく、人生に活きる糧としてくれるように。
今日も、そんな想いで学生たちと向き合っています。
それでは、また!