クドケンのパパブログ

「パパライフを楽しく生き抜くための思考と挑戦」をテーマに日々の気づきや学びを綴っています。

子供の気になる癖とどう向き合うか

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こんにちは、クドケンです!

 

今朝、我が家の上の子がシャツの縫い目をいじっていて、「あれ、なんか久しぶりだな」と思いました。

 

実はこれ、もっと小さい時によくやっていた行為で、当時はシャツの縫い目が軽くほつれる程執拗に繰り返していた癖で、お医者さんにはチック症の一種ではないかと言われました。

 

皆さんのお子さん、もしくは身近な方で、そのような繰り返される癖をお持ちの方はいらっしゃいますでしょうか。

 

今回は私なりに調べた癖に関することと、実体験を元にした癖との向き合い方について掘り下げていきたいと思います。

 

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①チック症とは何か

 

ざっくりまとめると、本人の意思とは関係なく繰り返される動作や発声(不随意運動)を伴う脳神経疾患の一種だそうです。

 

幼児だと5〜10人に1人は経験する身近な疾患で、運動チックと音声チックの2種類があり、その多くは症状は数年で治ることが多いようです。

 

●チック症状の例

運動チック:まばたきの回数が多い、白目をむく、首を縦や横に振る、首を傾げる、鼻をひくひくさせる、口を曲げる、口を尖らせる、肩をすくめる

 

音声チック:必要以上に鼻を鳴らす、風邪ではないが咳を繰り返す、「あっあっ」「んっんっ」などの声を出す

 

上記は単純性と呼ばれる症状の事例ですが、複雑性という上のステージもあるようです。

 

②気になる癖ととの向き合い方

最初はどうしても縫い目を触るのが気になって、注意したり叱ったりしたことがありましたが、全く効果はありませんでした。

 

お医者さんに聞いたところチック症は無意識に行われる行為のためそこに意図はないらしく、それで治ることはないそうです(無駄にストレスを与えるだけ)。

 

その後自分達でもチック症について色々調べ、結果的には「一過性」の「個性」として捉え、温かく見守ろうと妻と話し合いました。

 

また、心理的な不安がそのような行動に繋がるケースもあるようで、それからは親の行動も省みるようになりました。

 

しばらくは気になっていた症状も2年ほど経った現在では知らぬ間に落ち着き、今朝も「久しぶりに触ってるな〜」と思えるほど親側も余裕を持って捉えられるようになりました。

 

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いかがでしたでしょうか。

 

育児をしていると、好き嫌い、癖、急な感情の変化、我儘など「このままだとまずいのではないか」と思うことがたくさんあるのではないでしょうか(僕はよくそう思います)。

 

そんな時は親の常識で考えるのではなく、何故そのような行動をするのか、学問的な知見を参考にするなど、発育に関わる理解を深めるのがとても重要だと思います。

 

皆さんの体験やご意見など、コメント欄にいただけると嬉しく思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

それでは、また!