クドケンのパパブログ

「パパライフを楽しく生き抜くための思考と挑戦」をテーマに日々の気づきや学びを綴っています。

ゲームとの付き合い方。

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こんにちは、クドケンです。

 

昨日書いた記事のPVがこれまでにないほど伸びていて、多くの皆さんに読んでいただけて嬉しく思っています。

↓昨日の記事はこちら

kudoken-papa.hatenadiary.com

 

昨日の記事でも触れたのですが、ゲームなどのデジタルコンテンツを許容するのってなかなか難しいですよね。また、自由にさせすぎるあまり脳に悪影響を与えて発育に支障をきたすケースもあるようですし、ゲームのせいで他のこと(例えば勉強)が疎かになると心配されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

今回は我が家の育児経験と、僕なりに調べた「ゲームとの付き合い方」を深掘りしていきたいと思います。

 

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①ゲームのせいで〇〇が疎かになると考えるのは間違い?

ゲームをするせいで〇〇が疎かになってるという考え方をすると、子供はますますゲームに依存し、〇〇を嫌いになる可能性があります。

 

息子の場合、一時期食事を全然食べない時期がありました。食事をほとんど残して「ご馳走様!(すぐさま)ゲームしても良い?」と聞いてきたことから、「早くゲームがしたいから、食べないんだろう!全部食べるまでゲームはダメ!」と叱っていました。

 

しかし一向に食事は食べないばかりか、叱られたことで食事を楽しいと思えなくなり、ますます食事を食べずにゲームのことばかり言うようになりました。

 

また、一時はゲームを取り上げたことがあるのですが、僕や妻に対して暴言を吐いたり、地団駄を踏んだりするようになりました。

 

②ゲームと〇〇は分けて考えよう

そもそも論になりますが、我が家の場合(食事とゲーム)は分けて考えるべきだったと後から気がつきました。

 

食事を食べないのは他に理由があって、当時は保育園が変わったばかりでそれまでより活動量が減り、一時的に食欲が落ちていただけのようでその後しっかり食べるようになりました(多分、転園のストレスもあったのだと思います)。

 

上記は我が家の例ですが、仮に〇〇を勉強としてみます。ゲームをしている子供の成績が落ちたら、あなたはその原因がゲームにあると考え、「ゲームばかりしてないで勉強しなさい!」と子供に命じるのは適切でしょうか。

 

この場合も、僕はゲームと勉強は分けて考えるべきだと考えます。まず、与えられている課題(学習のレベル)は本人の理解度にあっているかを検討する必要があると思います。なぜなら、難しすぎる課題は子供の自信を削ぎ、ますます苦手意識を強くしてしまうからです。

 

また、嫌々ながらも勉強する我が子を褒めたことがあるかどうかも重要だと思います。

 

自ら「勉強したい」と考える子供は稀で、よほど将来の夢や目標が明確な子でなければ大抵は「できれば勉強はやりたくない」と考える子が普通でしょう。そもそも、やりたくないことをやるのはとても大変なことですよね(大人だってそう)。それを嫌々ながらも頑張る子供に対しては、それが些細な努力だとしてもまずは出来ている部分を褒めるのが良いのではないかと思います。

 

③ゲームが子供にとってどんな存在かを考える

子供がゲームをやりたくなるのには様々な理由が考えられます。

 

・単純に面白い、楽しみとしての道具

・ストレスなどの苦痛の融和

・放課後の公園のようなコミュニティ

 

いずれにしても、①の我が家の対応のように、好きなものを取り上げられたら怒り(豪源や地団駄)が誘発されるのは当然ですよね。そればかりか、ストレスをぶつける先がなくなることで溜め込んでしまったり、仲間はずれにされるケースがあるかもしれませんので、安易に取り上げるのが正しい訳ではなさそうです。

 

安易に子供の楽しみを奪ってしまっては、「この人は自分から楽しみを奪う人認定」されて、信頼関係が傷つく恐れがあります。

 

④ゲームに関する約束事の決め方

結論から言うと、家庭ごとの生活スタイルや、子供の趣味嗜好にあった約束事を作るのが大事だと思います。

 

例えば、ゲームの時間を単純に一日30分に決めたとします。対戦ゲームのように短時間1セットのようなものもあればコントロールしやすいですが、街づくりゲームのように切間のないゲームはどうしましょう?この場合、30分の合図がなったらすぐ終わり!と言うのはあまり現実的でなく、キリの良いところまで超過するのが当然と考えた方が良いと思います。30分でやめてほしいなら、最初から約束の時間を20分にしておいて、20分経った時点で「じゃあ今の作業が終了したらおしまいね」と言うように、最初からディスカウントありきで交渉する感覚です。

 

また、初めに今日のゲームでの目標を最初に聞くのも良いと思います。子供が「宮殿を作りたい!」と言っても、30分では無理でしょうか。なので工程を分解して見せて「この工程の中で、今日は整地まで終わらせようか」と提案すれば、工程を管理する感覚も体験することができます(これを実行するためには、親もゲームについてある程度知る必要がありますが)。

 

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いかがでしたでしょうか。

 

我が家のケースでは、当初ゲームに対して否定的で、正直「買わなきゃよかったかも」と思ったこともあります。しかし、今では見方を変えることでゲームのポジティブな面(新しい体験、知育、交流)を引き出すことができるようになりました。

 

余談になりますが、ゲームの好みによってその子が好きな余暇活動が見えてくることもあり、休日の過ごし方や子供の将来設計に役立つケースもあるかもしれません。

・何かを作り出すゲーム→キャンプなど屋外活動を好む

・戦闘ゲーム→競い合う事を好む

・ホラーゲーム→小説などを好む

 

いずれにしても、ライフスタイルにゲームを取り入れる場合には、ゲームのネガティブな面だけでなくポジティブな面を見て、ゲームの先に小さくハマれることを見つけられるかと言う視点が重要だと思います。

 

長くなりましたが、最後までお読みくださりありがとうございました。

 

それでは、したっけね〜。