クドケンのパパブログ

「パパライフを楽しく生き抜くための思考と挑戦」をテーマに日々の気づきや学びを綴っています。

コロナがもたらす恐怖の本質。

 

こんにちは、クドケンです。

 

コロナの感染者数がかつてない勢いで増えてますね。

 

コロナに関する数字を整理するとこんな感じに。

 

(国内累計)

総人口:1億2560万人

感染者数:1101万1254人(約9%)

死亡:3万1804人(対人口:0.02% 対感染者:0.2%)

 

大体10人に一人が感染してます。

 

そして、4000人に1人がコロナ起因で亡くなってます(ほとんどは基礎疾患のある方)。

 

ちなみに、ここ数年の日本では1年間で亡くなる人の数は140万人くらいです。

 

コロナはそれでいくと1年間の死亡者数に対してでも2%程度の数字しかありません。

 

コロナウイルスの感染力は強い。

 

味覚障害などの後遺症も確かに恐ろしくはある。

 

進化の速度も早い(かもしれない)。

 

ただ、現在の死亡率で言えばそこまで怯えるほどの数字ではない。

 

 

でも僕はコロナにかかりたくない。

 

このコロナに対する恐怖の本質は死亡率でも後遺症でもない。

 

コロナに対する恐怖の本質は、「コロナ過敏症になっている人達から精神攻撃を受けること」だと思う。

 

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①コロナ過敏症とは

日本ではコロナウイルスが発生してから3年間、見ない日がないくらいテレビでコロナについての報道をしている。

 

時には前向きな報道をするが、基本的には後ろ向きに、そして過激に。

 

メディアだけのせいにする訳ではないが、コロナにないする恐怖感の礎を作ったのはメディアだと思う。

 

そしてコロナはいつしか数字が表す以上の存在になった。

 

数字ではなく、その増長された「イメージ」に囚われた人を僕が勝手にコロナ過敏症と呼んでいる。

 

特徴としては、

 

1.コロナの気配が自分に近づいてくるとあらゆる行動を制限する。

 

2.コロナの気配がする人を敵とみなして否定する。

 

 

②職場の仲間がコロナに感染した時、あなたはまず何をするか

僕が思うに、大別すると2パターンに分けることができる。

 

「その人を気遣う行動をする」か、「自分の身を守る行動をする」か。

 

もちろん後者はコロナ過敏症の方。

 

前者で言うと、例えば「大丈夫?」などのメッセージを送ったり、その人が抱える業務の分担を考えたりする行動がそれにあたります。

 

一方後者は、我先に検査キットを使って陰性を証明したり、コロナ待機明けの仲間に対して「検査はしたのか」などの言葉がけを直接、もしくは間接的にする人。

 

後者の気持ちも理解はできる。

 

感染者がワクチンも打たず、マスクもせず、手指消毒もせず、距離も気にせずだと今の日本で責められても仕方ないと思う。

 

ただし、ワクチンも打って、マスクもして、手指消毒もして、距離的にも常識のある人がコロナになったとして、その人が責められる理由があるだろうか。

 

特に人と人が関わる現場において、「コロナは悪」から「コロナにかかるような人は悪」と言うすり替えが強まっている気がします。

 

 

 

今から少し前、僕の息子が通う保育園でコロナ陽性者が出ました。

 

保育園は一時クラス閉鎖。

 

息子は自宅待機ですが、妻がたまたま自宅勤務のため僕は休まず仕事に行けることに。

 

ただ、職場にそのことを連絡した時、一部にはこんなことを言う人が。

 

「子供は隔離してるのか」

 

「(僕と息子が)毎日検査キットで検査して、それを写真にとって送ってほしい」

 

気持ちはわかる。

 

でも息子はその時まだ4歳で、隔離や検査なんてすごく辛いことなんだよ。

 

僕だってマスクや手指消毒なんかの最低限のことはやってる。

 

職場に穴を開けられないのをわかっているから、そのために最大限の努力をしているのに、そんなことを言われたら流石に嫌気がさしてくるだろう。

 

それでもしコロナに罹ろうものなら「なんてことしてくれたんだよ」と思う人もいるだろう。

 

その過敏すぎる保守的な行動が、時に人を傷つけると言うことも理解してほしいと思う。

 

そしてそういう人たちが、コロナの恐怖を助長している。

 

 

③コロナを責めても人を責めるな

少し感情的に文章を書きましたが、要は責める対象を間違えるなと言う話です。

 

今の日本ではマスクや消毒、ワクチン接種などはモラル化していますが、せめてそのあたりを守る人たちを責めるようなことは絶対に良くないと思う。

 

その人たちも必死でこの短期間で生活様式を変えてきた、それでも感染してしまうのは、コロナの強い感染力と、正直運の要素もそれ相応にあるのは間違いない。

 

確かに、職場でコロナ感染者が出れば施設を閉鎖したりして、売上が立たなくなるなどの影響はあるだろう。

 

でも、今の感染者の増え方を見ると、いつどこで誰が感染してもおかしくない状況。

 

その責任を人に押し付けるのは、あまりにお門違いのように思う。

 

今後コロナはさらに拡大していくと思うが、その中で人を責める風潮が過激化しないことを願っています。

 

 

それでは、本日もお読みくださりありがとうございました。

 

したっけね。