クドケンのパパブログ

「パパライフを楽しく生き抜くための思考と挑戦」をテーマに日々の気づきや学びを綴っています。

willをもっと大事にしてはどうか

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こんにちは、クドケンです。

 

今回は少しビジネスの思考フレーム「will.can.must」についての記事を書こうと思います。

 

妻はずっとセールスの仕事をしているのですが、先日会社から振られたお客様が明らかに妻のターゲット層とは違う客層で、上手くアプローチできなかったという話しを聞きました。

 

妻は「会社はきっと私にそういう客層に販売できるようになって欲しいから、(自分を)そっちに寄せてかなきゃ」と言いました。

 

その言葉を聞いて僕は「ん?それは正しいことなのかな」と疑問に感じましたので、「will.can.must」の視点から思考を整理していこうと思います。

 

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①will.can.mustの定義

キャリアを考えるための自己分析などでよく使うフレームワークで、多くの方が知っているかと思います。

 

willとは:自分が将来やりたいこと、自分が希望すること(将来こういう仕事がしてみたい等)

 

canとは:自分が現在出来ること。やっていること。

 

mustとは:周囲や会社から期待されること。任されている仕事。

 

これら3つが一致している状態だと、その分野で最高のパフォーマンスが発揮できると言われています。

 

②今回の疑問の正体

「会社の期待に寄せてかなきゃ」という妻に、さりげなく「自分はどういう客層に販売したいの?」と聞くと、妻は今のターゲット層を大事にしたいと答えました。

 

要は、妻は本来やりたい事(will)は一旦置いておいて、canをmustに寄せようとしているんですね。

 

ちなみに、妻は自分が販売したいターゲット層の数字は順調に取れていて、まだまだ開拓の余地がある層なんです。また、その市場を開拓して次はこういう事をしてみたいというビジョンもある。

 

自分が目指す目標という山に向かって真っ直ぐ進み、成果も出して会社に貢献している妻に対して、何故「ちょっとこっちの山登ってくれる」というような仕事の与え方をするかということに疑問を感じた訳です。

 

別の山を登る時間や労力は、今この瞬間に登りたい山にフルコミットした方が自分的にも会社的にもメリットがあるだろうというのが僕の考えです。

 

③willをもっと大事にしてはどうか

日本には、will(自分の視点)よりもmust(他人の視点)を大事にした方が良いという文化を持つ会社が多いように思います。

 

確かに、会社の指示に従わない社員は会社にしたら使いづらいでしょう。ただ、会社の指示通りに動く社員を育てている企業と、能動的に目標達成のために自ら工夫する社員を育てる企業では、社会的な評価・価値はどちらが上でしょうか?

 

何より、本人としてもwillに向かって働けた方がモチベーションも上がり、高い成果を出すために努力すると思います。むしろmust(他人の視点)をwill(自分の視点)に寄せていくくらいの気持ちを持って働くくらいでちょうど良いのではないでしょうか。

 

mustをwillに寄せていくためには、日頃からwillを言葉や文字にして周りに伝えること、道筋を描いて、段階的にwillに向かって成果を積み重ねることが重要だと思います。

 

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いかがでしたでしょうか。

 

僕がwill.can.mustの考えに出会ったのは新卒で働いた会社の社内研修でした。その時は3つの要素を少しずつ近づけていくようにキャリアを積んでいくと良いと習いましたが、実態としてはmustとcanをwillに近づけていくことこそ自分が幸せになるキャリアを築けるというのが、現段階での僕の答えです。

 

皆さんもキャリアに関するお考えなど、コメント欄で共有いただけると嬉しいです。

 

それでは、最後までお読みくださりありがとうございました。

 

したっけね〜!