クドケンのパパブログ

「パパライフを楽しく生き抜くための思考と挑戦」をテーマに日々の気づきや学びを綴っています。

子供の「ぐずるきれる」

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こんにちは、クドケンです。

 

少し前の話なのですが、息子がご飯をなかなか食べない息子に対して妻が「早く食べて!」と声をかけたのですが、息子はグダグダと食べず。

 

妻が「食べないならもう下げるよ!」と言うと、ものすごい勢いで「嫌だ!!」と言い、しまいにはぐずり出すと言うことが頻繁に続いたことがありました。

 

はっきり言って「謎」です。

 

一方で、保育園の先生に相談すると、保育園ではしっかりご飯を残さず食べたみたいなんですよね。

 

ここ最近はこういうやり取りが減ったのですが、今思うと大変な時期だったなと思います(今後も再発する可能性はありますが)。

 

今回はこうした「子供のぐずるきれる」について自分なりに調べたことを中心に記事にまとめていこうと思います。

 

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①どうして「きれ」やすくなる?

恐らくその子の特性による所もあると思いますが、うちの子(特に長男)は結構人見知りなんですよね。

 

子供はまだ社会に出ていく経験が少ないので、以外のも家の外でかなりのストレスを感じているようです。

 

そしてなんとか社会で生きていくために、集団に溶け込もうと他の子がやっているようにご飯もしっかりと残さず頑張って食べる。

 

有名な心理学にマズローの五段階欲求説と言うものがありますが、そこでいう社会的欲求の一部に該当するのかと思います。

 

一方で、ストレスを処理する能力もまだまだ乏しいので、どこかで発散しなければ行けません。

 

それが「家」です。

 

なんでも受け入れてくれる家に安心してるからこそ、外では出せない甘えや、ちょっとした不満に対する反抗心が発散できる。

 

保育園でできるのに家でできないのは、裏を返せば保育園で精一杯頑張ってるからと捉えることもできるのではないかと思います。

 

②「ぐずるきれる」子供にはどう声かけすれば良いか

ポイント3つです。

 

1.「落ち着いてから声をかける」

2.「子供に決めさせる」

3.「小さなペナルティ」

 

1.「落ち着いてから声をかける」

騒いでいる時は混乱してるので、何を言っても聞く耳を持たず「嫌だ」で返ってきます。そうしているうちに、こちらもしんどくなってくるので、子供がうるさくしている時は潔く諦めて、落ち着くまでそっとしておいてから対応するのが良いと思います。

 

2.「子供に決めさせる」

人は誰でも押し付けられるのを嫌うと言うことを理解するのが大切だと思いまし。我が家では、パパやママが「〇〇しなさい!」と言うのではなく、自我が出ている子供にはなるべく選択肢を与えて「自分で決めさせる」ような声かけをした所、「ぐずるきれる」が少しずつ良くなっていきました。

 

選択肢を与える声かけとは、例えば冒頭に書いたご飯の例で言うと、「3分後にアレクサがなったら食べる?それとも〇〇の曲をかけて終わったら食べる?」などです。

 

これは寝る前にトイレに行かせたい時などにも応用できますね。

 

3.「小さなペナルティ」

我が家でよくあったのが、ゲームが上手く行かない時に息子の「ぐずるきれる」が発動してコントローラーを床に叩きつけたりすること。

 

そうすると親も感情的になって大声で怒鳴り、子供はさらに怒り狂うか、大きく落ち込むということがよくありました。

 

後で調べてわかったことですが、そもそも子供は疲れてる・眠い・お腹すいてるなど生理的現象が感情に与える影響が大きいそうです(そりゃそうだよね)。また、表現力が拙いので、大声を出すとか、地団駄を踏むとか、乱暴するとかしか発散のボキャブラリーがないということを知ってから、対応を少し変えてみました。

 

ゲームの例で言うと、コントローラーを投げたりした時は強く怒ったり大きなペナルティを与えたり(その場でゲームを取り上げるなど)するのではなく、「3分間ゲームができなくなる」と言う小さなペナルティを事前に決めました。

 

取り上げられると感情が大きく揺さぶられますが、小さなペナルティーであれば少し我慢すれば良いので感情的になることも少なく、小さな反省を積み重ねることができます。その効果か、今ではコントローラーを乱暴に扱うこともなくなりました。

 

③自分を客観的に見る力を育てる=「感情のラベリング」

子供は感情をコントロールする力以前に、自分の事を客観的に捉える力が弱く、自分が今抱えている感情に気づかないことがあるようです。

 

そこで重要なのが、子供の感情に親がラベルをつける「感情のラベリング」という作業です。

 

ゲームに負けて悔しい子には「負けて悔しかったんだね」

 

出てきたご飯が大好きなものじゃなくて悲しんでいる子には「大好きな〇〇じゃなくて悲しかったんだね」

 

保育園の送りでママと離れる時に泣く子には「ママと離れるのが寂しいんだね」

 

などなど。

 

ネガティブなことだけじゃなく、「〇〇している時は嬉しそうだね」「〇〇くんといる時は楽しそうだね」などの声かけをすることで、子供の感情理解を育てることができます。

 

これは子育てだけでなく、企業研修で部下などの自己理解を深めるための傾聴技術としても使われることある歴としたコミュニケーション術の一つです。

 

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いかがでしたでしょうか。

 

我が家の息子は大体3歳くらいで1回目のピークがきたので、そろそろ娘がそう言う時期に入るかなと、妻と一緒にこの間話していました。息子の子育てで経験値は上がっているものの、どうしようもなく参ってしまうこともあると思います。

 

そんな時は誰かに任せて、自分の気持ちを意図的にリセットするのも大事かと思いますので、無理なく今回まとめたこれまでの気づきを実践していこうと思います。

 

ご経験のある方は、コメント欄で何かしらアドバイスなどいただけると嬉しいです。

 

それでは、本日もお読みくださりありがとうございました。

 

したっけね。