育児に疲れたら原点を思い出そう。
こんにちは、クドケンです。
今回は、このところ育児で僕も妻も疲れてきているなと思った時に、音声メディアであるVoicyのある放送を聴いて気持ちが楽になるような気づきがあったので、そのことを記事にしたいと思います。
育児で体力的・精神的に疲れが溜まっている皆さん、大変おすすめです。
どうぞ最後までご覧になってください。
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我が家では僕も妻も子供に強く関わると言いますか、お片付けだったり、食事中に遊ばないだったりなどの様々なマナー的なことを身につけてほしくて教えたり(時に叱ったり)、知育なんかも生活の合間を見ながら積極的に取り組んだりしています。
ですが、そういうことに前のめりな生活をしていると、どうしてもどこかで疲れのピークが来るんです。子供達のためにと思う気持ちが、自分達を体力的に、精神的に追い込んでいきます。
そんな時、Voicyで石田勝紀さんの「子育て・教育チャンネル」を聞いてすごく心が楽になりました。
このチャンネルで話されていたのが、「子供が生まれた時のこと(原点)を思い出す」ということ。
妻が妊娠して子供が産まれてくるまで、どんな顔に生まれてくるのか、何か重大な病気に罹患しないか、果たして無事に生まれてきてくれるのか、期待と不安が入り混じる毎日を過ごす中で、無事に元気に生まれてきてくれた時の気持ちはただ純粋に「無事に生まれてきてくれてありがとう」でした。
また、世間では様々な事件に巻き込まれる子供がいたり、病に苦しむ子供がいたりする中で、何事もなく元気に成長できていることが実はとても幸運だということに気付かされ、あれもこれもと考えていた心がとても楽になりました。
モラルや教養、これからの社会を生きていくために様々なことを身につけることはもちろん大事だと思っていますが、そのベースとして「元気に生きてくれているだけで十分嬉しい」と思うと、気持ちが大らかになります。
そうすると、自然と子供にかける言葉も柔らかく優しいものになります。
また、子供の自己肯定感を高めようと思って褒めるのも、褒めるポイントを必死に探したり、大袈裟に褒める演技をしたりして疲れますよね。
石田さんは「褒めることをおすすめしない」と言います。
褒めることが目的になるとどうしても大げさになり、本当はすごいと思っていないことでも褒めてしまいます。
要は「嘘をついている」ということです。
そしてそれが積み重なると、子供は感覚的に察知します。
「認めてあげることは良いけど、褒めることはおすすめしない」というのが、石田さんの教育論です。
子供の元気な成長に感謝しながら、無理に干渉せず、自然に接するのが一番良いのかもしれません。
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いかがでしたでしょうか。
僕も育児関係の記事を書くことがありますが、そうした方向にアンテナを張り続けていると、どうしても「生まれてきた幸せ」という原点を忘れてしまっていたなと気づいた一件でした。
子供が今度大きくなって社会で強く生きていくためにも、今の時期の親の関わりは大事だなとは思いますが、元気に育ってくれている子供への感謝が根底にあることを忘れずに、親としてできることは何かをこれからも考え続けていきたいと思います。
それでは、今回も最後までお読みくださりありがとうございました。
したっけね〜!